Comment

住宅街の一角にお住いの施主様は、子供さんお二人と共働きのご夫婦。ご主人様は海外出張が多い方で、「奥様の好きなように」とお庭づくりは奥様が任されていました。「プライベートな空間をつくりたい」とのご要望からお庭づくりがスタート。まずは周りからの視線を横スリットを使い、柔らかな光と借景の緑を取り込みながら、程よい目隠しをご提案し、限られた空間の中で、少しでも広がりを持っていただこうと、直線的なお庭ではなく柔らかい曲線を用いて奥行き感も持たせました。奥様の大好きなバラがいずれ周囲の囲いを覆い被さるように配置し、ボタンやハーブといった下草やモミジなどがバラを引き立てられるよう植込みしました。また、お忙しい中で、好きな時に好きなだけお庭で楽しんでもらえるよう収納を兼ねたベンチやファ二チャーを提案させて頂きました。リビングからデッキをつたってセカンドリビングへと生まれ変わったお庭です。